留学体験記
多様な視点で学び続け、 子どもたちの視野を広げる教員を目指して
国際教育コース 4年
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留学先・期間
留学先:韓国 釜山
期間:2024年10月29日~2024年11月4日(7日間)
留学で身についた力
教員としての視野と指導観が大きく広がりました。現地授業の観察から、学習者一人ひとりの関心や経験に応じた指導が、学びの効果や意欲につながることを実感。また、生徒の意欲を引き出す工夫や配慮の大切さを学び、外国語教育への興味と自身の指導力向上への意欲も高まりました。
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留学を決めたきっかけを教えてください。
ボランティアで小学校に行った際に、外国にルーツをもつ子どもたちと関わった経験から、国際的な視点をもつ教員になりたいと思うようになりました。そのため、日本とは異なる教育現場を実際に見て学ぶ機会を求めていました。多文化背景をもつ子どもが増える現在、教師には柔軟な指導力や多様な学習者への理解が必要です。韓国・釜山でのフィールドワークは、自分の視野を広げる貴重な経験になると考え、参加を決めました。
留学中特に心に残っているエピソードを教えてください。
釜山外国語大学で参加した「同時通訳」の授業が、特に心に残っています。この授業では、私たち武庫川女子大学の学生が日本語で大学を紹介し、その内容を韓国人の受講生がリアルタイムで韓国語に通訳する活動を行いました。また、同時通訳の難しさを体験するため、私自身も簡単な日本語で書かれたニュース記事を英語に訳しながら話す練習に挑戦。実際に体験してみると、内容を理解しながら別の言語に変換し、話し続けることの難しさを実感しました。自分が話した日本語が、その場ですぐ別の言語に訳されていく様子への感動は、今でも忘れられません。言語が人と人とをつなぐ力を持っていること、そしてその役割を担う仕事の尊さを強く感じました。
留学先ではどのようなことを学びましたか?
釜山外国語大学やデジン通信高等学校、釜山日本人学校を訪問し、それぞれの異なる教育の在り方を学ぶことができました。
釜山外国語大学では、日本語を学ぶ学生の学習意欲が非常に高く、日本での就職を目指す学生も多数。そのため、名刺交換などのビジネスマナーや言葉遣いを学ぶ実践的な授業が行われていました。学生の授業に取り組む真剣な姿勢や言語習得への熱意に、大きな刺激を受けました。デジン通信高等学校では、日本語は選択科目として開講されており、生徒の学習意欲はさまざま。そのため教員は、生徒の興味を引き出す工夫を重ねており、クイズ形式の活動やICTを活用した授業など、生徒が主体的に参加できる授業が印象的でした。こうした取り組みを見学し、外国語教育における動機づけの重要性を強く実感。この学びは、今後日本で外国語を指導する場面はもちろん、日本語を母語としない子どもへの日本語指導にも生かせると感じています。
また、教員や設備が限られた環境の中、授業運営にあたっては、教員の教科の掛け持ちや複数学年での授業、体育館を活用した座学など、あらゆる工夫が凝らされているのも特徴の一つです。どのような条件の中でも児童生徒に向き合い、柔軟に対応する力が、教員には不可欠であるという気づきを得る機会となりました。
留学経験は、その後の考え方や学びにどのような影響を与えていますか?
釜山で出会った韓国人学生とは、現在もSNSで連絡を取り合い、言語学習を互いに支え合いながら、両国の政治や時事問題について意見交換を続けています。こうした国を越えたつながりは、物事を多角的な視点から考える力を養う大切な学びだと感じています。
これからの学生生活や将来の目標について教えてください。
将来はこの経験を生かして多様な背景をもつ子ども一人ひとりに寄り添い、学びへの意欲を引き出し、支えられる教員になりたいです。また、学校現場で国際交流の機会をつくり、子どもたちが世界とつながるきっかけを与えられる存在を目指しています。自分自身も常に学び続ける姿勢を大切にしていきたいです。




