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佐藤幸治   



1. 担当科目 (1)「道徳研究の研究」
 この授業では人間関係の基本である道徳の問題と、小学校の「道徳の時間」における方法論などを研究する。堅い印象の強い科目ではあるが,できるだけ楽しい授業を心がけている。
(2)ゼミ(教育演習・卒業研究)
 道徳や倫理の問題は結局は人間に関する研究と言えるので、「人間とは何か」をさまざまな角度から追究している。
2. 個人的情報

(1)

 学生へのメッセージとしていつも「一日一冊 岩波文庫」と訴えている。これは学生時代しかできない業と思われるのでそう主張しているわけであるが、実は私自身の座右の銘でもある。しかし、これが実践されたことは未だかつてないというのも私の現実である。そこでいつも今日こそは、今日こそは、と念じて読書しているのが日常の
ほとんどの部分である。

(2)

 その他に興味をもっていることはたくさんある。趣味は多方面にわたる。しかし問題はすべてが受け身で消極的であるということである。そこでこれから老境に向かう身(?)であるので、何か積極的な趣味を開拓したいと考えている。
 例えば、音楽観賞は現在の(受動的)趣味の一つでCDはよく聴く。ここ数年はモーツアルトのオペラばかりを聴いている。だいたい私の気分は日により場合により三区分されるようで『フィガロの結婚』を聴きたい気分(これが一番頻度数が多い)、『ドン・ジョバンニ』を聴きたい気分、『魔笛』を聴きたい気分に分けられる。
 単純といえば単純な人間である。グレン・グールドのピアノやベートーベンの弦楽四重奏などを聴くことも稀にはあるが、ここのところこの三つのオペラしか聴いていない。しかし実際の音楽センスに関しては自他ともに認める音痴人間である。そこで音楽を聴くだけではなく積極的な音楽への参入を期してこの歳で初めてピアノに挑戦しようと考えている。

(3)

 もし離れ島に行くことになって、もしそこに電気が通っていて本が読め、ご飯にも事欠かない状況であったとして、持っていく本を三冊(三種類)選べと言われたら、十文字美信『ポケットに仏像』、松岡正剛『情報の歴史』、つげ義春『つげ義春全集』。